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犬の健康診断ガイド:健診内容と費用と注意点

2023.09.15 [ID:000014]
犬の健康診断ガイド:健診内容と費用と注意点

犬の健康診断は病気の早期発見や予防のためにとても大切です。定期的な健康診断を受けることで隠れている疾患を見つけて早期治療が可能になります。また、獣医から健康な状態を保つためのアドバイスも受けられるため、愛犬が元気な日々を送るために欠かせないイベントです。
今回はこの健康診断についてのお話です。

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犬の健康診断のメリットと検査内容

健康診断のメリット

犬は痛みや不調を上手に隠す生き物。そのため症状が進行してから飼い主が気付くことが多く、治療が難しくなり高額な治療費が掛かることも。
健康診断は、こうしたリスクを軽減するための予防手段です。「健康診断って必要?」と思うかもしれませんが、結果的に愛犬の健康を維持でき、医療費が抑えられることができるのです。

犬の健康診断の検査項目

以下は一般的な検査項目と特別なケースで行われる検査です。

一般的な検査項目

  • 問診
  • 身体検査:体重・体温測定、触診など
  • 血液検査(貧血や脱水、脂質代謝異常などをチェック)
  • 尿検査(内分泌疾患のチェック+便検査で寄生虫の有無などを調べます
  • レントゲン(骨格や内臓の異常のチェック)

問診で伝えるべきこと

特に問診では、獣医が直接確認できないワンちゃんの生活習慣や環境を具体的に知ることは非常に重要です。言い換えると、普段の様子が分からなければ異常が分かりにくいことがあるのです。健康診断を受ける際は、あらためてワンちゃんの状態について注意深く観察し、体型の変化や食欲、排泄以外にも、以下の状態について獣医に伝えましょう。

  • 普段の様子(睡眠時間の変化、鳴き方の変化、水分補給の頻度、お尻をこすりつけるなどの独特な動きの有無など)
  • 散歩の様子(歩き方や速度の変化、散歩に行きたがらなくなったなど)
  • 被毛や爪の状態(毛艶の有無、毛並みや手触りの変化、抜け毛の量など)
  • 目の状態(目やにの量、色が赤//黄色っぽい、眩しそうにするなど)
  • 鼻の状態(呼吸音やいびきの変化、鼻水などの分泌物が出るなど)
  • 口の状態(口臭、歯茎や舌の色が白くなっていないか、口を閉じなくなったなど)
  • 耳の状態(耳の中が臭う、物音に反応しなくなってきた、頭を頻繁に振るなど)

特別な症状に対応する追加検査

特定の症状がある場合、追加の検査が必要になることがあります。例えば、嘔吐や下痢の症状がある場合には消化器系の検査が行われ、呼吸困難が認められた場合は心臓や肺の検査が別途実施されます。

犬の健康診断の所要時間

所要時間は動物病院によって異なりますが、一般的には1~2時間程度を要します。健康診断の流れと所要時間については以下を参考にしてください。

診察から検査結果までの流れ

健康診断は、まず飼い主が愛犬の健康状態や症状について説明し、獣医による基本的な診察が行われます。
その後、血液検査や尿検査、レントゲンなどの検査が実施されることがあります。これらの検査は時間がかかるため、検査結果が出るまで時間を要することがありますが、通常は1週間程度で結果が分かります。

健康診断の所要時間は検査内容や病院の混雑状況によって変動します。円滑な受診ができるよう、事前に予約することをお勧めします。

待ち時間の利用方法と工夫

診察や検査の待ち時間は、愛犬とのコミュニケーションやリラックスの時間として活用しましょう。とかく、動物病院はワンちゃんたち動物にとって独特な雰囲気があるため、神経過敏になりがちです。診察前や診察後〜会計前には、お気に入りのおもちゃやおやつを持参して、待ち時間を少しでもリラックスして過ごすことも大切です。ワンちゃんにとって健康診断は楽しいことという印象を持ってもらえるのがいいですね。

このように、健康診断での検査結果は獣医と飼い主のコミュニケーションを通じて解釈されます。異常が見つかった場合は早めの治療や対処ができるため、愛犬の健康と美を守るためにも健康診断は重要なのです。


犬の健康診断はいつ受けるべき?

以下では犬の年齢に応じた受診のタイミングを紹介します。

定期診断の推奨頻度と特別な検査

定期的な健康診断は1歳を過ぎたら年に1回、シニア犬(7歳以上)になると年に2回程度が推奨されています。ですが、年齢や状態、犬種によって検査内容が変わることもあるため、獣医と相談しながら適切な頻度を決めましょう。
また、特別な症状がある場合は臨時の検査が必要です。愛犬の健康状態を把握し、適切なアプローチをとることが愛犬の命を守ることにつながります。

初めての健康診断のタイミング

愛犬の初めての健康診断は家族に迎え入れた時点で行うことが一般的です。
赤ちゃんなら生後数週間から2か月程度が適切な時期です。基本的な体調チェックやワクチン接種のスケジュールを立てるためにも重要なステップになります。

パピー期の健康診断が重要な理由

犬は特にパピー期(成犬になるまでの子犬の時期)に健康診断を受けることは、成長段階での異常を早期に発見し、適切な成長をサポートするために重要です。また、寄生虫予防のスケジュールも獣医と相談して計画しましょう。

犬によって異なるパピー期

パピー期は犬種によって異なります。以下はおおよその目安です。
小型犬:生後8ヶ月
中型犬:生後12ヶ月
大型犬:生後18ヶ月
超大型犬:生後24ヶ月

成犬の健康診断の頻度

成犬の場合、年に1回の健康診断が推奨されます。
健康状態が安定していると、ついつい疎かになりがちですが、未然に病気を防ぐという意識が愛犬の長寿につながります。特にシニア犬の場合は、年齢に伴う体の変化を確認し、高齢期の健康状態をしっかりと見守る必要があります。

シニア犬のための健康診断

シニア犬は成犬期以上に健康診断の重要性が高まります。
高齢に伴う様々なリスクがあるため、年に2回の健康診断をお勧めします。特にがんや関節症などのリスクが増加するため、早期発見と早期治療が肝要です。


犬の健康診断の費用はどのくらい?

犬の健康診断の費用は検査内容によって異なります。基本的な健康診断の場合、数千円から1万円程度が一般的ですが、検査項目や追加検査が必要な場合はそれに応じて料金が増えることがあります。

診断費用の幅広さと影響する要因

健康診断の費用は大きな動物病院やクリニックにの規模や地域によっても異なります。一般的に大都市圏の動物病院の方が、料金が高くなる傾向がありますが、料金はばらつきがあるため事前に問い合わせてみましょう。
健康診断の費用は愛犬の健康を守るための投資として考えることも重要です。

犬の健康診断は保険が適用される?

犬などの動物は、人間とは違い社会保険や国民健康保険などの公的医療保険が適用されません。そもそも、健康状態を把握するための検査である健康診断は人間も保険適用外になります。

ペット保険の活用で節約

一部のペット保険には、健康診断の費用を一部負担してくれるケースがあります。保険の内容や条件(例えば、一定期間ごとの診断や特定の検査項目が対象となるなど)によって異なりますが、定期的な健康診断にかかる費用を抑えることができる可能性があります。ペット保険を検討する際には健康診断の保険適用範囲や上限額を確認しておきましょう。


犬の健康診断の注意点

愛犬が健康診断を受ける際には、飼い主として注意すべきポイントがあります。ここでは、犬の健康診断をスムーズに進めるための注意点を紹介します。

検査前の絶食

犬の健康診断では、特定の検査項目のために絶食を行う必要があります。獣医師の指示に従って絶食のタイミングを確認しましょう。

健康診断で絶食しなければならない理由

検査結果に食事による影響が出ないようにするためです。お腹に食べたものが残っている状態だと、レントゲン検査では画像の診断がしにくくなり、血液検査の結果が正しく出ない場合があります。
また、一部の検査項目(CTや内視鏡など)において麻酔が必要な場合があります。麻酔中に胃の内容物が逆流するリスクを軽減するためにも、絶食が求められることがあります。

絶食中のケア

絶食中はちゅ〜るなどのおやつも与えてはいけません。ただし、水分補給は必要なので絶食中でも水は与えましょう。基本的な健康診断であれば水分補給なら大丈夫ですが、麻酔をする検査等の場合は獣医から「絶水」も指示されることがあります。必ず獣医の指示に従ってください。
また絶食中は愛犬との触れ合いや遊びの時間を増やしてストレスを軽減しましょう。

愛犬の緊張を和らげるための準備

犬は初めて訪れる施設や医療機器に緊張します。健康診断前にはリラックスさせるための準備を行いましょう。お気に入りのおもちゃやブランケットなどを持参し、愛犬が安心できる状況を作りましょう。

診察中

診察中には獣医の指示に従うことが大切です。愛犬を体重計に乗せる際など、暴れないよう飼い主の助けが必要な場合もあるため、指示に従いながら協力しましょう。

検査後の食事と休養について

検査後には愛犬に適切な休息とケアが必要です。特に麻酔を使用した場合は回復に時間がかかることがあります。獣医の指示に従い、適切な時間や方法で食事を与え、ストレスを軽減するようケアしてあげましょう。

健康診断当日、犬にごはんを与えてしまった場合

誤ってごはんを与えてしまった場合には、獣医に正直に伝えることが重要です。獣医はその状況に応じて検査スケジュールを調整します。適切な対処法を提案してもらいましょう。


まとめ

犬の健康診断は、愛犬の健康を守るために欠かせない重要な手段です。適切なタイミングで定期的に診断を受けることで、病気の早期発見や治療が可能となります。健康診断の費用は動物病院によってまちまちで、お住いの地域によっては繁忙期も異なりますので、気軽に問合せてみてください。健康診断をきっかけに相性の良いかかりつけ医を見つけ、かけがえのない存在である愛犬を一緒に守っていきましょう。

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