
トイプードル入門|由来や特徴、性格、飼い方のポイント
- 犬種ガイド
COLUMN Spacious & Clean Kennel and Dog-first Personal Breeding

世界最小の犬種といわれるチワワは、バッグに入れて連れていけるコンパクトさからパースドッグやポケットドッグとも呼ばれ、世界中で愛されています。
今回はチワワを家族として迎え入れを検討されている方や、お迎えしたばかりの方にも役立つチワワ情報をご紹介します。
【チワワの起源】
アメリカ大陸で最も古い犬種の一つとされるチワワの歴史は、メキシコ中央部に栄えた古代トルテカ文明にまで遡ります。チワワは、メキシコのトルテック族によって紀元後9世紀頃には飼われていたという「テチチ(Techichi)」という犬が先祖と考えられています。トルテカ人はテチチには神秘的な力があると信じ、聖犬として崇拝していたそうです。現代でもチワワはメキシコでシンボルとして親しまれています。
【チワワの原産地】
チワワはメキシコ原産で、その名はメキシコ最大の州、チワワ州からきています。19世紀にメキシコを訪れたアメリカ人によって主にチワワ州で多くのチワワが発見されたため、その土地の名がついたとされています。
チワワはくりくりとした大きな瞳と短いマズル(鼻口部)が特徴的ですよね。そのほかにもチワワは毛質や毛色、体格などの特徴が豊富な犬種なんです。
チワワは一般的に「スムースコート」もしくは「ロングコート」という2種類の毛質に分かれます。
① スムースコート
毛の特徴
スムースコートは光沢のある短い毛が特徴です。毛が身体に密生しており、サラっとした滑らかな手触りです。
外見
スムースコートのチワワは体全体がスリムで引き締まった印象を与えます。毛が短いため、筋肉の発達など体型がよく分かるのが特徴です。
ケア
スムースコートの場合、ブラッシングやトリミングの頻度が比較的少なくて済みます。定期的なブラッシングやシャンプーで被毛を清潔にしてあげましょう。
② ロングコート
毛の特徴
パピヨンやポメラニアンを交配させて誕生したロングコートのチワワは、長くて柔らかな被毛が特徴です。
外見
長い毛が小柄なチワワに優雅な印象を与えます。特に耳の周りや足元、尾の先にフリンジのような飾り毛が特徴的です。
ケア
ロングコートのチワワは毛が長いため、毛がもつれないよう週に1回はブラッシングが必要です。絡まりやすい部分は毎日ケアしてあげてください。
どちらのスムース、ロングのどちらも、年に1~2回の毛換期を除けば、あまり抜け毛はなく、比較的お手入れがしやすい犬種です。
チワワの毛色は多種多様なバリエーションが存在します。以下は、代表的な3つの毛色タイプと、それぞれの代表的なカラーについてご紹介しています。
① ソリッドカラー(Solid Color)
特徴
一色のみの毛色(単色)のこと。
代表的なカラー
フォーン(Fawn):
子鹿を思わせる淡黄褐色系の色で、金色がかったものから茶色に近いものまで色の幅があり、成長するにつれて色の濃淡が変化することがあります。
ブラック(Black):
全体が黒い毛色を持つチワワです。
② パーティカラー(Particolor)
特徴
2色構成の毛色のこと。白をベースに1~2色の斑点が混在した毛色を持つタイプです。異なる色がはっきりと分かれているのが特徴で、英語のスペルにあるPartiは部分的という意味のpartialからきています。
代表的なカラー
ブラック&ホワイト(Black and White):
黒と白がはっきりとした毛色が特徴的です。
フォーン&ホワイト(Fawn and White):
ベージュ色と白い毛が混在している毛色です。
③ トライカラー(Tricolor)
特徴
3色構成の毛色のこと。2色の基本毛色に加えて、顔や足、尾などに眉毛のような模様が入った毛色を持ちます。
代表的なカラー
ブラックタン&ホワイト(Black and Tan and White):
黒や茶色、白の3色が認識され、麻呂眉のように見えるなど顔などに模様が入ります。
これらの毛色は一般的なものであり、個体差や血統によっても様々なバリエーションが見られます。例えばマーブル柄のような状態を指す「マール」は、チワワの場合、遺伝的な問題からジャパンケンネルクラブでは正式な毛色として認められていません。
チワワの体格には、「ドワーフ(Dwarf)」「ハイオン(Hi-on)」「スクエア(Square)」といった用語が使われ、これらはそれぞれ異なる体型や外見の特徴を指します。
① ドワーフ
特徴
ドワーフ体型のチワワは、手足が短く、比較的ぽってりした体型が特徴です。
外見
短い脚でパタパタと歩く様子がキュートで、その姿はダックスフンドと似ています。チワワのなかでも全体的にコンパクトでコロコロとした愛らしい印象です。
② ハイオン
特徴
ハイオン体型のチワワは、手足がスラッと長く、優雅な体つきが特徴です。
外見
長い脚とモデルのようなスリムな体が、ドワーフタイプのチワワとは対照的に、よりエレガントで華奢な印象です。
③ スクエア
特徴
スクエア体型はドワーフとハイオンの中間で、均整のとれた体型が特徴です。
外見
脚と胴が均等なため、バランスがよく全体的に正方形に近い印象があります。日本で見かけるチワワの多くはこのタイプです。
これらの体格の違いは、仔犬の時点ではどのタイプかを予測するのが難しく、親犬の遺伝との因果関係もはっきりしていないようです。
体重
チワワの成犬の標準体重は約1~3kg、体高は約13~20cmと、小型犬の中でも特に小さなサイズです。チワワのなかでも個体差があり、ティーカップチワワといった、さらに小さなサイズのチワワも存在します。
体高
成犬の肩までの体高は通常18cm前後です。
サイズ
ティーカップチワワは通常、成犬時でも約1.1キロ以下の小さなサイズを指します。
性格
ティーカップチワワもほかのチワワと同様で特に大きな違いはないようです。チワワの性格については次のセクションで解説しますね。
注意点
ティーカップチワワは骨が細いため、高い所からのジャンプで骨折するリスクが高いです。また、その体の小ささから食が比較的細く、そのため成長が遅い傾向もあり、低血糖などにも注意する必要があります。
チワワは賢く、その小さな体とはギャップのある勇敢な性格で、警戒心が強いといわれる犬種です。
アメリカでは「生意気(Saucy)」と愛情を込めた表現でこの犬種を呼んでいるんですよ。そのため初対面の人には懐きにくいとされていますが、飼い主には忠誠心が強く愛情深いといわれています。
生意気なのに愛情深いなんて、"ツンデレ"な犬種ですね。そんなチワワも男の子と女の子では以下のような微妙な違いが見られます。
【オスの特徴】
【メスの特徴】
チワワは温暖な南米にルーツのある犬種です。
寒暖差の激しい環境は苦手で寒がりなので室内で飼育することはもちろんのこと、室温調整や散歩時の防寒対策に留意しましょう。
また、チワワは好奇心旺盛な性格なので、室内での飼い主さんとのコミュニケーションやおもちゃを用意することがチワワにとって豊かな環境といえます。
活発で遊び好きなチワワは、適度なコミュニケーションがポイントとなります。
例えば、毎日散歩に連れていくことができる人、もしくは家で遊び相手になってあげられる人、小さな体に異変がないか、日々注意深く接してケアをしてあげられる人が適しているといえるでしょう。
チワワはとても賢い犬種ですが、社会性を身につけるための躾はほかの犬種同様に重要です。
以下は、チワワの躾に関するポイントとガイドラインです。
チワワの躾においては、「褒めて伸ばす」手法がポイントです。ポジティブリンフォースメントとは、望ましい行動が見られた時に褒め言葉やご褒美を与えることで、犬がその経験を覚えて正しい行動を促進させる効果がある手法です。
学習能力が高く「生意気」なチワワに最適な手法ともいえます。
ただし甘やかし過ぎには注意しましょう。
チワワは注意散漫になりやすいため、短い時間のトレーニングを頻繁に行う方が効果的です。
また繊細でもあるので、無理強いされると逆効果になることがあります。過度なストレスを与えないよう、毎日5〜10分の短いセッションを適宜行うことで、チワワは飽きずに前向きに学習してくれやすくなります。
動物の躾は一貫性と忍耐が非常に重要です。
同じコマンド(命令)や期待する行動に対して、飼い主(同居する家族を含む)が一貫した態度で反応することで、犬に混乱を与えないようにしましょう。
また、チワワは比較的躾がしやすい犬種ですが、成果が出るまで時間がかかるという心構えも必要です。
チワワは社交的でフレンドリーな側面もありますが、スムーズに社会性を養うためにも、幼い頃から様々な環境やほかの犬、人との交流を経験させることが効果的です。
社会化を通じて、警戒心からくる攻撃的な行動を予防することが可能です。
このほかにも、最新のトレーニングメソッドに触れたり、専門家のアドバイスやプロのドッグトレーナーの協力を得ることも有益です。
チワワの寿命は少なくとも 10 歳から15歳程度、なかには18 歳くらいまで長生きすることもありますが、年齢を重ねるにつれて病気やケガに注意が必要です。
以下は、チワワがなりやすい病気やケガと、それぞれの対策について代表的なものをご紹介します。
通称「パテラ」と呼ばれるこの疾患は膝のお皿の骨である膝蓋骨(しつがいこつ)を意味する「patellar」からきています。
症状:
脚を引きずるなどの通常とは違う跛行(はこう)
対策:
普段から散歩などの適切な運動で筋力を維持する。
体重管理に注意し、太り過ぎに注意する。
不自然な歩行が見られたら速やかに獣医に相談しましょう。
頭(脳や脊髄)に循環している脳脊髄液が異常に増えて水が溜まったような状態になり、脳が圧迫されて脳機能障害が生じる病気です。
症状:
ふらつきや痙攣などの異常行動などが現れる
頭部が異常に大きくふくらむ。
突然攻撃的になるなどの行動の変化が起こる
元気がない、物覚えが悪い、いつも寝ている。
対策:
遺伝的な問題が関与する可能性があるため、購入先できちんと親犬の情報を確認することが重要です。
また、早期発見が重要なため不審な症状が見られたらすぐに獣医の診察を受けましょう。
血液中の糖分が減少することで生じる不調を低血糖症と呼び、チワワのような小犬に多い病気です。
症状:
元気がない
食欲の低下
通常とは異なる歩き方
嘔吐や下痢
痙攣
脱力など
対策:
栄養価の高い食事を小分けにして頻繁に食事を与える(空腹時間の持続を避ける)。
温度環境を整える(寒さによって発症することを予防する)。
キシリトール(低カロリー甘味料)が入ったものは与えない。
発症時は応急処置として砂糖水を与え、すぐに獣医の診察を受けましょう。
成犬の8割が発症するという歯周病は、どの犬でも同じ本数の歯が生えるため、チワワのようなマズルの短い犬種は歯垢が溜まりやすく発症しやすいです。
症状:
口臭がある
歯茎の腫れや出血、歯石の蓄積が見られる
対策:
定期的に歯のブラッシングを行う。
定期的な歯科検診で歯石の除去をしてもらう。
今回はチワワの起源や歴史、その特徴や飼い方、そしてなりやすい病気やケガの対策についてご紹介しました。
世界一小さな犬種といわれるチワワのルーツや性格などの傾向をよく理解して、愛情たっぷりのケアと躾で愛犬との豊かな生活を送ってくださいね。
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